【レビュー】PC電源テスター(MacLab)

コンピュータ関連

PCの電源が点かない、ジャンク品のPC電源を購入したが正常に動作するのかなど、ジャンク品の電源を使用している人はよくわかっていると思いますが、電源の寿命もあまり長くないので突然電源が壊れることは多々あります。自作PCする人には一番最初に疑うべきはPC電源になります。そこで昔から私が使用しているPC電源が正常に動作しているのかどうか、わかる道具MacLab. PC 電源 テスターを今回紹介したいと思います。
PCを組み上げる時や、新しく購入したPC電源をチェックする時、ジャンクPC電源を購入した時など、必ず私は使用しています。とても簡単でPC電源専用なので分かりやすいです。

このMacLab. PC 電源 テスターはATXコネクタ20/24pinを接続することで起動しますが、起動中に電源コネクタの接続、差し替え作業は接続機器を壊す可能性があり非常に危険です。ATXコネクタを最後に接続するか電源側のスイッチがある場合は一旦電源をOFFにして接続が完了したから電源をONにするにします。実際に私はジャンクの電源を壊してしまいました。

各コネクタへの接続方法

ATXメインコネクタ







24Pinの場合と20Pinの場合では接続方法が違いますのでご注意ください。
20Pinの場合は向かって左側の4Pinを開けた状態で接続します。

EPS-8PIN,ATX12V




EPSコネクタは、本体の8Pinと書かれている位置へ接続します。ATXx12vコネクタは、本体の4Pinと書かれている位置へ接続します。

PCI-Expless用コネクタ




6PinのPCIーEXPressコネクタは本体の6Pinと記載されている位置へ接続します。

S-SATA




本体正面の上側にコネクタがあります。L字になっていないので、間違った方向で接続しても表示されないです。

FDD用4PINコネクタ




時代的にFDDは使用しないと思うのでチェックする必要ないです。

接続したときの表示



各コネクタをすべて接続 して通電させた場合、モニタは画像のような表示が出ます。-12∨、+12∨2、 5VSB、 +5∨ 、+3.3∨、+12∨ 1これらの下に表示されている数値が電源から出力されている電圧となります。
出力されない系統が有る場合には「LL」と表示されてビープ音が鳴ります。(元々出力されない系統の場合も「LL」 と表示されます。)
出力された電圧はこ使用される電源により異なりますが、目安として各出力の誤差±10%以内にとどまるようであれば通常は問題無いと判断できます。
PGは何m秒以内にマザーボー ドヘ起動するための信号を伝えているかという事を表しています。
この信号がこないと通電していてもPCが起動しないため、999msで点滅していたり、000msで点滅している場合があり、その電源からPG信号が出力されていないことがわかります。
これは電源ことに異なりますが、だいたい100~500msの範囲によつて出力されています。

各出力の許容範囲

  • -12V :10.8~13.2(±10%)
  • +12V1:10.8~13.2(±10%)
  • +12V2:10.8~13.2(±10%)
  • +5VSB:4.7~5.3(±5%)
  • +5V  :4.7~5.3(±5%)
  • +3.3V :3.1~3.5(±5%)
  • PG  :100~500ms

まとめ

今回はMacLab. PC 電源 テスターを紹介しました。自作する人やジャンク品を扱う人に必需品とも言えます。
PC電源は正直、値段が高いので治せるなら治して再利用したほうがいいですが、PC電源を購入するにあたってもこのMacLab. PC 電源 テスターを目安にチェックしたからでも遅くないです。

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